2013.02.17

東御市梅野記念絵画館/私の愛する一点展

東御市梅野記念絵画館/私の愛する一点展

今回は、櫻井陽司さんの作品が2点、出展されています。
出展者の方が、それぞれその出展作に対する文章を寄せられていますが、櫻井さんを出展されたお二人とも、その作品に対する強い思いが伝わってくるものでした。

≪櫻井先生没後、これほど幾許も経ずして、生前の先生を全く知らなかった若い人にその作品が見出され、その人の行く道を照らすまでになろうとは・・と、言い表せないほどの感動を覚えました。「作品の力」ということを目の当たりにする心地でした。以来、「さわらび」は櫻井陽司の埋もれていた作品を次々に発掘しては展示、それは現在も進行中、この成りゆきには人智を超えた天の配剤めいたものを想ったりすることもあります。それは新しい発見であり、また心躍る体験でもあります。≫(弊廊が、櫻井さんの作品との出会いにより始まったことに鑑みて)

≪財も栄誉も一切を求めず、ただひたすら描くことにのみ忠実に生き、画のために一生を捧げた画家。・・・作品の持つ精神性の高さや作品から発せられる純粋さに深く胸を打たれたことで、遺された作品を守り、その価値をのちの世に伝えていこうとする奇特な人たちもいる。・・・そんな心ある人たちに守られて遺されてきた、稀有な画家・・・身近にあるものを題材に、確かな素描力から生み出された作品は、圧倒的な存在感を持つ。画と対峙した時のなんという快い緊張感。下手な評や言葉を拒否する本物の作品のみが持つ迫力がある。ただ黙って観て欲しい。≫


あらためて、身の引き締まる思いです。

3月20日(水・祝)まで。

廊主
Posted at 23:23 | 日記 |