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2016.06.24

離脱か残留か

イギリスのEU離脱か残留かの国民投票。開票が進んでいますが、日本時間今朝の段階では残留派が数ポイントリードしていたものの、昼前には離脱派が僅差でリードとのことで、予断を許さない状況です。このたたかいは、理性派と感情派のたたかいともいえますが、理性に偏するのも感情に偏するのも道をあやまることになるのでしょう。法の支配という言葉がありますが、このようなときの判断には、このことをかんがえることがとても大切なことのように思います。法律ではなく、法。都知事が法律違反ではないと言って辞任を固辞しながら、最後は辞任に追い込まれたことも、理性に偏したことで、法に裁かれたという側面があるのではないでしょうか。芸術の世界に法など関係ないという方もいらっしゃるかも知れませんが、法とはその国の文化でもあり、歴史でもあり・・。離脱か残留か。幕末には鎖国か開国かということがありました。戦後教育では、鎖国や攘夷は偏狭、開国は開明といった風潮がありますが、そのような単純な問題ではありません。今回の国民投票は、現代という時代の転換点ともなり得るのかも知れません。私共の足下にも密接な関わりがあるでしょう。
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Posted at 12:30 | 日記 |