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2017.03.31

感動は力

手負いの稀勢の里の逆転優勝は、相撲ファンのみならず、多くの人の感動を呼びました。勝ち負けも大事ですが、それだけではない、日本の歴史の中に様々な形であらわれている武士道というものを、想起せずにはいられませんでした。
横綱としての最初の場所で、後々のことを合理的に考えれば休場するのが当然であり最善と多くの人が考えていました。ところがその選択肢は無く、14日目は完敗、そして千秋楽の奇跡が起きます。
ようやく横綱となった最初の場所で相撲人生が終わることになろうが、稀勢の里は今ここ、この場所で「一所」懸命を貫きました。大怪我を負って相撲がとれなくなったら、などという「理性」を超越したところにこそ、感動や感激はあることをあらためて教えてくれた春場所でした。スポーツではない相撲を見ることが出来ました。
「大は小をもって、小は大をもって」という言葉がありますが、稀勢の里もこの大事に大決心をして出場したのではなく、むしろあたりまえに土俵に上がり、あたりまえに勝ちにこだわった結果なのでしょう。そこに「見えない力」がはたらいた。人は損得勘定も相俟って、大きなことを小さな気持ちでやるということはなかなか出来ません。
さわらびをはじめたきっかけとなった14年前の感動を思い出していました。世阿弥の言う「初心」を忘るべからずです。
gsawarabi.com
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Posted at 22:11 | 日記 |
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