2009.02.17

「神彩・気韻」

当今の世、書画を業とする者、何ぞ数十家に止まらんや。而して胸中に書有り、能く古人の心を得て、其の跡に拘泥せず、筆法円熟、格制倶に老いて、精神迥かに出ずる者、其れ幾人か有る。人、恒言有りて曰く、「神彩・気韻」と。夫れ此の二者は、固より書画の至美なり。然れども人徒だ神采気韻の美たるを知って、其の然る所以を知らず。屑々焉として之れを筆墨の末に求む。予、其の可なるを知らざるなり。

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腹中書有り、

壺中天有り、