2009.02.21

山は美玉を蔵して草木沢し

山中人饒舌上巻
大雅池翁の書画倶に高くして、時限に入らず。没後に至りて、声名隆起す。知ると知らざると無く、推して当時第一手と為す。夫れ、山は美玉を蔵して草木沢し、水は明珠を蓄えて沙石光る。実有る者の掩う可からざるや、此くの如し。豈に唯画のみならんや。

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大雅、竹田、崋山、玉堂、蕪村。江戸時代の文人画の高貴は、無私の精神を感じさせ、そして、古より連なる清らかなるものを滅してはならないという勁い志に溢れているように思うのです。