2015.05.07

烽―とぶひ― 佐々木誠展 御礼

「烽―とぶひ― 憂国のアート、至誠のアート[巻之一]彫刻家 佐々木誠」展をご高覧くださり、また御心お寄せ下さいまして誠に有り難うございました。

展覧会のご案内文を「檄文」と評された美術誌編集者の方は、画廊空間に入るなり、畏怖とも言うべき身体の奥底から激しく湧き上がるものを抑えられないと仰っていました。いわゆる現代アートの意味に近年殊に疑問を抱いていたところに今展のニュースリリースに触れられ、「根あるゆえの花」の力に感激していただいたのです。

今展は、画廊としてある覚悟を決めての企画でした。失うものを覚悟しないと、何も変わらない。そのことを実感し、お陰様で次を見据えることの出来た展覧会となりました。

佐々木芸術の力の源泉は、日本民族の血にあります。私共が現代においてその血族の生み出す芸術に触れているという意味は、今後ますます深まることを確信しています。

 廣くなり狭くなりつゝ神代より絶えせぬものは敷島の道
 (明治天皇御製/佐々木誠 長哥集『眞菰艸』より)

「絶えせぬ道」がどれほど「狭くな」ろうと、私共の時代に途絶えさせるわけには参りません。

 目に見えぬ神にむかひてはぢざるは人の心の誠なりけり
 (明治天皇御製)

皆様のご健勝を祈念申し上げます。
  平成二七年早苗月に  廊主

  ※現在弊廊では、常設展にて佐々木誠さんの作品を展示しています(水~土曜日開廊)。
www.gsawarabi.com