2013.01.03

鹿島詣

初詣に鹿島神宮に参りました。

芭蕉は「鹿島紀行(鹿島詣)」の中で、筑波山のことを書いていますが、私も初詣の道すがら、故郷の山、筑波を想いました。


 雪は申さずまづむらさきのつくば哉
(雪を頂く姿が見事なのは言うまでもないが、春立つ頃の、山紫に霞みたなびく筑波山は格別のものであるよ)

と詠しは、我門人嵐雪が句なり。
すべて此山は日本武尊のことばをつたへて、連歌する人のはじめにも名付たり。
(総じてこの山は、日本武尊と火守り老人との問答唱和が伝えられて、連歌の起源に関わる山とされ、初の連歌撰集の題にも名付けられた。)

和歌なくば有べからず、句なくば過べからず。まことに愛すべき山のすがたなりけらし。
(筑波山を眺めながら、和歌を詠まないことはあってはならない、また、句を詠まずに通り過ぎてはならない。まことに愛すべき山の姿である。)


万葉の防人たちも筑波を詠み、鹿島を詠みました。
歴史は血、藝術は歌。
「鹿島立ち」の年です・・。



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鹿島神宮・楼門

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奈良の鹿は、鹿島が元。

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参道

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さざれ石

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要石

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奥宮