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2018.03.26

戸田均展 [地振り、風形、雷水解](ぢぶり、かざがた、らいすいかい)

戸田均展フライヤー

HITOSHI TODA EXHIBITION
2018(平成30)年3月28日(水)~4月7日(土)
正午~午後6時 日・月曜休廊 最終日は午後5時まで

思うとおりにはならず、前後無く連れていかれ、或いは放り出されていく感じ。完成でもなく、前にも後ろにもいかなくなって、自分はもう入っていけなくなる瞬間がある、と、画家が話してくれたことがある。描くのではなく描かされる、無私ゆえの私を想う。完成という虚構を去りて、画家は未完ゆえの完を連ねゆく。何処へ「連れていかれ」ようとも、光と闇、水や土や風流れ在るところの“種”に帰り、其処から今この時を結び貫き、自ずからの実在―時間と非時間があざなえる縄のごとくに紡がれしもの―あらわる。「放り出され」、途方に暮れても、その先には歌があり、険しくも繊細な絵肌の奥には、屹立した深秘が宿るようだ。「危機に立つ肉体」とは暗黒舞踏土方巽の言葉だが、詩人吉岡實は土方の秘儀によせて「青い柱」と言った。舞踏との精神的対話浅からぬ画家の背骨は、混沌の中にまっすぐ立ち、そして青みを帯びている。(廊主)

略歴 1951愛媛県松山生まれ。1975創形美術学校造形科卒業。1976舞踏作品[正面の衣裳](土方巽 作・演出・振付)衣裳絵制作。1978個展(銀座・サトウ画廊)。1979第六感展(神奈川県民ホールギャラリー)。1990マブ・ワークショップ設立、`05まで各地に壁画制作(長崎ハウステンボス、今治国際ホテル、青山サバティーニ 他)。2008新鋭作家五人展(大丸東京店アートギャラリー)。小品展(西荻窪トライフル)。2009個展(神田・ギャラリー広岡美術)、`17まで6回開催。2015,2017個展(銀座・清澄画廊)。
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2018.03.03

水間玲展 「猫・ノスタルジア」

2018(平成30)年5月15日(火)~5月27日(日) 正午~午後6時 月曜休廊

s-格子窓の猫

2018.02.03

東千賀展―動体の静止態・静止体の動態Ⅱ、22日まで

東千賀大判はがき-page2

2018.01.22

櫻井陽司展

この度の櫻井陽司展は、ギャルリさわらび15年間の結晶のような展覧会と、仰っていただいたお客様が多数いらっしゃいました。ここ数年間で集めることが出来ました、櫻井さんの代表作と云える油彩作品も複数展示することが出来、デッサンのファイル展示も含め50点ほどの展示となりました。弊廊としましても、本展は大きな節目となりました。おかげさま、としか申し上げようがございません。ほんとうにこれまで、皆様ありがとうございました。
2018.01.21

東千賀展―動体の静止態・静止体の動態Ⅱ

HIGASHI CHIKA EXHIBITION
2018(平成30)年2月3日(土)~22日(木)
正午~午後6時 日~火曜休廊 入場無料

「線の構成はいつも静であって動、動であって静でなくてはならぬ/変化と統一とが、あざなえる縄の如く運行するものであるとも云へる/音楽にしろ絵画にも建築にも、原理は共通だ」(村上華岳)。「九十以上生きて、線一本引いて死のう/あると思えばあり無いと思えば無い線を、一生おいかけていなければ/デッサンこそ最後までの目的である、全てがデッサンにかかっている」(櫻井陽司)。華岳や櫻井に深い感化を受けた東さんの仕事は、線の求道者の其れである。一見、消えて無くなりそうな線が、しなやかさを纏っている。「探しながら最後は消えていくような、そして消えた後で形があらわれてくるような、そういうミケランジェロのデッサンも好きです」(東千賀)。消失ゆえにあらわれる。在るとか無いとかいう二元的な捉われ方を超えて、線がそのままにある。有限の枠に囲まれた絵画は、其のような線によって、無限へと向かう。死して亡びざるものを、引き寄せる。(廊主)
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2018.01.08

櫻井陽司展 YOSHI SAKURAI EXHIBITION

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平成30(2018)年1月11日(木)~1月20日(土) 正午~午後6時 日・月曜休廊 入場無料
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2017.12.06

神谷ふじ子展評

「美術の窓」(生活の友社)12月号の展覧会評に掲載されました。
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2017.11.10

本日の展示風景

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佐々木誠/湯津爪櫛、発心門

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櫻井陽司/少年


2017.10.17

10月30日より神谷ふじ子展

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2017年10月30日(月)~11月5日(日)
11:00~18:00 最終日は17:00まで

「進歩」というものが我々から「死」を遠ざけ、同時に「生」の灯に影を落としていないだろうか。むしろ、すぐ隣にある「死」と親しかった我々の「生」はかがやき、そこから生まれた美がかがやいていた。神谷ふじ子の彫刻におけるうつろいゆく時、或いは「死」たる銅板の腐蝕、緑青の重なりは、七宝焼という「生」の片影と一体となり、あらわれたフォルムの魂鎮めをしている。魂を振い起こす「たまふり」のために捧げられつつ。ミケランジェロ最晩年の作「ロンダニーニのピエタ」に神谷は深い啓示を受け、その未完の永遠性を日本人としての自然観と共振させることで、非時間への端緒を開こうとする。生きるゆえの「死」への想い、よみがえり・・。彫刻家は「いのち」に殉じようとしている。

神谷ふじ子 略歴
長野県生まれ
女子美術短期大学造形科図案教室卒業
1984 北海道七宝作家協会展 最優秀賞受賞
1996 公費留学イタリア・フィレンツェ(彫刻・彫金研鑽)
1999 二紀展奨励賞受賞 '08同人賞 '10退会
2007 日仏現代美術展 最優秀作家賞受賞
2011 日本芸術センター第3回彫刻コンクール審査員賞受賞
    東京芸術センター日本現代美術館に作品収蔵
2013 パリ・ギャラリーサテライト シナジー展
2015 友情の絆展 世田谷美術館
2016 現代日本彫刻作家展 東京都美術館
現在 日本美術家連盟会員
   金属造形工房 FUJI主宰
   女子美術大学アートセミナー講師

2017.09.26

神谷ふじ子展

2017年10月30日(月)~11月5日(日)
11:00~18:00 最終日は17:00まで

「進歩」というものが我々から「死」を遠ざけ、同時に「生」の灯に影を落としていないだろうか。むしろ、すぐ隣にある「死」と親しかった我々の「生」はかがやき、そこから生まれた美がかがやいていた。神谷ふじ子の彫刻におけるうつろいゆく時、或いは「死」たる銅板の腐蝕、緑青の重なりは、七宝焼という「生」の片影と一体となり、あらわれたフォルムの魂鎮めをしている。魂を振い起こす「たまふり」のために捧げられつつ。ミケランジェロ最晩年の作「ロンダニーニのピエタ」に神谷は深い啓示を受け、その未完の永遠性を日本人としての自然観と共振させることで、非時間への端緒を開こうとする。生きるゆえの「死」への想い、よみがえり・・。彫刻家は「いのち」に殉じようとしている。