2017.11.10

本日の展示風景

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佐々木誠/湯津爪櫛、発心門

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櫻井陽司/少年


2017.10.17

10月30日より神谷ふじ子展

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2017年10月30日(月)~11月5日(日)
11:00~18:00 最終日は17:00まで

「進歩」というものが我々から「死」を遠ざけ、同時に「生」の灯に影を落としていないだろうか。むしろ、すぐ隣にある「死」と親しかった我々の「生」はかがやき、そこから生まれた美がかがやいていた。神谷ふじ子の彫刻におけるうつろいゆく時、或いは「死」たる銅板の腐蝕、緑青の重なりは、七宝焼という「生」の片影と一体となり、あらわれたフォルムの魂鎮めをしている。魂を振い起こす「たまふり」のために捧げられつつ。ミケランジェロ最晩年の作「ロンダニーニのピエタ」に神谷は深い啓示を受け、その未完の永遠性を日本人としての自然観と共振させることで、非時間への端緒を開こうとする。生きるゆえの「死」への想い、よみがえり・・。彫刻家は「いのち」に殉じようとしている。

神谷ふじ子 略歴
長野県生まれ
女子美術短期大学造形科図案教室卒業
1984 北海道七宝作家協会展 最優秀賞受賞
1996 公費留学イタリア・フィレンツェ(彫刻・彫金研鑽)
1999 二紀展奨励賞受賞 '08同人賞 '10退会
2007 日仏現代美術展 最優秀作家賞受賞
2011 日本芸術センター第3回彫刻コンクール審査員賞受賞
    東京芸術センター日本現代美術館に作品収蔵
2013 パリ・ギャラリーサテライト シナジー展
2015 友情の絆展 世田谷美術館
2016 現代日本彫刻作家展 東京都美術館
現在 日本美術家連盟会員
   金属造形工房 FUJI主宰
   女子美術大学アートセミナー講師

2017.09.26

神谷ふじ子展

2017年10月30日(月)~11月5日(日)
11:00~18:00 最終日は17:00まで

「進歩」というものが我々から「死」を遠ざけ、同時に「生」の灯に影を落としていないだろうか。むしろ、すぐ隣にある「死」と親しかった我々の「生」はかがやき、そこから生まれた美がかがやいていた。神谷ふじ子の彫刻におけるうつろいゆく時、或いは「死」たる銅板の腐蝕、緑青の重なりは、七宝焼という「生」の片影と一体となり、あらわれたフォルムの魂鎮めをしている。魂を振い起こす「たまふり」のために捧げられつつ。ミケランジェロ最晩年の作「ロンダニーニのピエタ」に神谷は深い啓示を受け、その未完の永遠性を日本人としての自然観と共振させることで、非時間への端緒を開こうとする。生きるゆえの「死」への想い、よみがえり・・。彫刻家は「いのち」に殉じようとしている。

2017.04.20

見えない力―感動という原点 [木彫]佐々木誠+[日本画]木村浩之

【前期】平成29年4月23日(日)~4月29日(土)
【後期】       5月6日(土)~5月10日(水)
正午~午後6時 (最終日は5時まで) 入場無料

[木彫]佐々木誠 略歴
昭和39年(1964)東京生まれ。1997年彫刻創型展、文部大臣賞。2010年個展(羽黒洞)。2012年アートフェア東京シャッフルⅡブース出品。2014年個展(ギャルリさわらび)。「スサノヲの到来―いのち、いかり、いのり」(足利市立美術館、2015年DIC川村記念美術館、北海道立函館美術館、山寺芭蕉記念館、渋谷区立松濤美術館に巡回)。

[日本画]木村浩之 略歴
昭和50年(1975)東京生まれ。多摩美術大学日本画専攻卒業。2009年個展 (Galerie Hexagone / ドイツ・アーヘン) 。 2011年個展 (柴田悦子画廊、羽黒洞)。2013年個展(新宿伊勢丹)。 個展(銀座三越)。2014年第38回人人展出品。2015年個展(パークホテル東京)。2016年個展(ギャルリさわらび)。個展(南魚沼市・池田記念美術館)。

昨秋展「角力國家ノ元氣ヲ養フ」(角聖常陸山の言葉)は、茨城県(常陸国)出身の稀勢の里関へのエールでもありました。相撲をテーマに描き続けている日本画家木村浩之さんは昨夏、茨城県の舟塚山古墳(堀を含め260m)を訪れ、そこから見る風景の悠大さに想を得た作品「筑波」を描きました。神事である相撲の起源の神、武の神である鹿島神の神域と、万葉集で最も多く詠まれた山である「紫峰」筑波山に挟まれたこの地は、日本武尊伝承の色濃い神話の里でもあります。日本神話や日本の歴史に自己の胚胎の原点を据え、代表作「夜久毛多都」など芸術の神、荒ぶる神たるスサノヲ像でも知られる彫刻家佐々木誠さんと共に、本展ではお二人の作品の奥に宿り、そして滾(たぎ)る「見えない力」に触れて頂ければと存じます。手負いの新横綱を突き動かしたその力こそは、感動という原点、生きる源に通じるものでしょう。綱を締める度に自分自身が清められ洗われると語った横綱のこころは、芸術家の仕事の原点、引いては私どもの生きる原点であり目指すところでもあるのかも知れません。(田中壽幸)

s-筑波木村浩之
≪筑波≫ 木村浩之 ジークレー版画/B3 限定50部 ※ご予約を承ります
(原画/カンバス、白亜、岩絵具、墨、胡粉、雲母)
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2017.02.09

「東千賀展 動体の静止態、静止体の動態」御礼

「東千賀展 動体の静止態、静止体の動態」にお運びいただきまして、誠にありがとうございました。
最終日は節分となりましたが、弊廊にとりましても大きな節目の展覧会となりました。「動体の静止態、静止体の動態」がひとつの結び、渦、結界をかたどり、「鬼は外」に、そしてその「鬼」の力をも結ぶダイナミズムが、画廊空間に展開されたのではないかとかんがえています。一本の線の力、美しさ、作品と空間の一体感や、未完の美、作品の新しさ、若々しさを仰るお客様が多くいらっしゃいました。80歳を過ぎてなお前進する東さんの絵に停滞なく、ゆえに濁らず、清新さがあり、死を描いて死なず、生は死にこそあり・・。
「渦」と共にまたお会いできます折を、お待ちしております。
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2016.12.27

東千賀展 動体の静止態、静止体の動態

平成29年1月19日(木)~2月3日(金)  正午~午後6時 日月火曜休廊 入場無料
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2016.11.15

デッサン展、ありがとうございました

”先日は櫻井陽司さんの展覧会にお誘い頂きありがとうごさいました。改めて櫻井さんの絵から人としての生き様、現代人にとって欠けている何かを教わった気がいたします。今後とも影ながら応援させて頂きたく、少額ではありますがご協力させて頂きたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。今私たちにとって大事なのはこの「無私の情熱」そのものではないかと思う次第です。”(櫻井陽司会新会員の方より)
2003年のギャルリさわらびオープニング展や10周年記念展、そして今回と、節目節目に行ってまいりましたデッサン展。今展でも始めて作品と出会う方の大きな感動に触れ、画廊を始めた原点に回帰させられる思いでした。これまで誠にありがとうございました。今回の「節目」の意味を、後日ご案内させていただきます。(廊主)
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2016.10.25

櫻井陽司デッサン展 -PASSION- 無私の情熱

・櫻井陽司デッサン展 -PASSION- 無私の情熱
 平成28年11月1日(火)~11月12日(土)
 正午~午後6時 日・月曜休廊
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2016.09.27

~10/8 「―角力国家ノ元気ヲ養フ― 木村浩之展 日本画と力士像」

「―角力国家ノ元気ヲ養フ― 木村浩之展 日本画と力士像」は、明日から後半戦(取り組み)に入っていきます。

今場所かど番大関で初優勝の豪栄道関が入門した境川部屋では、親方は弟子たちに、特攻隊員が出撃前に家族にあてた手紙の朗読を聞かせ、また、部屋の旅行でサイパン島を訪れた際には、落書きで汚された慰霊碑を皆で磨いたりしてきたそうです。

「部屋が、武士道精神を伝えようとしている」と言う舞の海さんも境川部屋で、場所での魅力的な解説は、神事や国技としての相撲の背骨の部分を大切にされているお気持ちが伝わってきます。

豪栄道関は大関昇進の口上で、「大和魂」と表現しました。本展で展示している日本画家木村浩之さんの言葉には、「大和心」とあります。古来、連綿と受け継がれてきたもの。長い歴史の受け継ぎに類の無い日本にあっては尚更、現代という時代にこそそのこころと共にありたいとかんがえています。根の無い花は無いのですから。

「―角力国家ノ元気ヲ養フ― 木村浩之展 日本画と力士像」。10月8日(土)まで。
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2016.09.12

”角力国家ノ元気ヲ養フ” 日本画と力士像 木村浩之展

木村浩之展

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展覧会日程
 場所:ギャルリ さわらび 〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目9番8号 奥野ビル2階
 会期:平成28年9月15日(木)~10月8日(土)
    日・月曜休廊 正午~午後6時(最終日は5時まで)
 ウェブサイト:http://www.gsawarabi.com
 入場無料 お気軽にご覧ください


はっけよい のこった

稲穂が実る仲秋、土俵の周りに熱気があふれる
立会で頭と頭で思いっ切り当たると、その衝撃で眼前が白くなり、朦朧 としながらもがむしゃらに相撲をとる
全身を燃やすように動いた時、魂が振れ、日本人であることを強烈に自覚する

古事記にある建御雷神と建御名方神の相撲は、大和国の始まりの話である
私は神代から現代まで繋がる大和心を相撲に見ている
そして私達の国土に宿る神々の記憶をつぶさに表したい
そのような思いから私は相撲を描いている

万物は天地(あめつち)からの恩恵のもとにある
(木村浩之)


「相撲の所作には、自然への感謝や、国の繁栄を願う思いが込められている。日本の文化が凝縮されている」。そう語る画家が描く動機は、単なる私的趣味ではない。日本人としての源流を神事たる相撲に見ることで、自らが今ここに在る理由、その意味、それへの感謝、そして感激の中から自らの役割に気付き、遂行しているのである。根を知ることで今を生き、普遍の美をもとめ続けている。角界では昨年今年と、北の湖、千代の富士という大横綱が、早過ぎる帰幽をされた。この展覧会が、“たましずめ”、そして生者の魂を奮い立たせるという意の“たまふり”ともなりますように。「角力養國家之元氣」(「角力国家ノ元気ヲ養フ」)とは、角聖常陸山の言葉である。常陸山の公の精神は、国技としての相撲を確かなものとした。常陸国の鹿島神宮に祀られる建御雷神(タケミカヅチノカミ)は、相撲の起源の神でもあるが、画家が本年この地を訪れ、インスピレーションを受け制作された作品も本展では展示される。画家の公の精神、その「元氣」に触れていただければと思います。ご高覧くださいますよう、ご案内申し上げます。(画廊主)
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